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無料で使えるバーチャルオフィス7選【2026年9月版】無料枠の制限と、制限を外したときの月額

無料で使えるバーチャルオフィスを、2026年9月16日時点の各社公式ページで調べて一覧にしました。「無料」と書いてあっても、同時に入れる人数、ビデオの時間制限、いつまで無料なのかは各社でまったく違います。この記事はHirobaの開発チームが書いていますが、表と判断基準はどれを選ぶ場合でも使えるように整理しています。

無料枠の比較表

2026年9月16日時点で各社の公式料金ページに掲載されていた条件です。表は横にスクロールできます。契約前には必ず各社の最新ページをご確認ください。

サービス無料枠の人数無料枠の期限無料枠の主な制限カード登録有料になると動作形態
MetaLife同時25人無期限ビデオ・画面共有は1人1日40分まで(音声は無制限)不要¥22,000/月(同時50人)ブラウザ
oVice同時5人無期限(14日トライアル後にFreeへ移行)スペースサイズS固定。アクセス許可・SSOなどのセキュリティ機能なし公式ページに明記なしEntry-S ¥8,778/月(同時50人)ブラウザ+アプリ
WorkAdventure同時10人無期限録画・入退室制御・SSO・カレンダー連携なし不要Business 8ユーロ/人/月〜ブラウザ(セルフホスト可)
Kumospace登録5人(ゲストは週4時間まで)無期限フロア1つ。チャット履歴・録画・分析なし不要$16/人/月ブラウザ+アプリ
SpatialChat12人無期限1日2時間まで不要$399/月(50人)ブラウザ
VoicePing1アカウント無期限フロア1つ。会議室・カスタムレイアウトなし。実質的に1人用不要Small 年払¥4,125/月〜(15アカウント)ブラウザ+アプリ
Gather無料プランなし30日トライアルのみ2025年9月15日に恒久無料プランを廃止不要$12/人/月(年払。月払は$15)ブラウザ+アプリ
Hiroba人数制限なし(トライアル)ホスト版は30日。セルフホストは無期限トライアル中の機能制限なし。同僚はブラウザから参加、インストールは1人だけ不要¥300/人/月(税別)デスクトップアプリ(招待された側はブラウザ可)

米ドル建てのサービスは、実際の請求が為替で変動します。Gatherの1人12ドルは1ドル150円で約1,800円、Kumospaceの16ドルは約2,400円です。

無料枠の制限を数えるのに疲れたら。Hirobaは30日間、人数も機能も制限なしで試せます。カード登録はなく、同僚はブラウザから入れるのでアプリを入れてもらう必要もありません。そのあとは1人あたり月300円です。

Hirobaを無料で試す

無料枠の制限(同時人数・ビデオ時間・1日の利用時間・フロア数)をすべて外して使うには、各社のいちばん安い有料プランが必要です。チーム人数ごとの月額を並べました。無料枠に収まる場合は¥0としています。米ドルは1ドル150円、ユーロは1ユーロ160円で換算した目安で、日本円建てはHiroba(税別)とoVice・MetaLife(税込)です。

サービス5人10人20人30人根拠
Hiroba¥1,500¥3,000¥6,000¥9,000¥300/人/月
oVice¥0(Free 同時5人)¥8,778¥8,778¥8,778Entry-S(同時50人)
WorkAdventure¥0(Free 同時10人)¥0(Free 同時10人)約¥25,600約¥38,400Business 8ユーロ/人/月〜
Gather約¥9,000約¥18,000約¥36,000約¥54,000$12/人/月(年払)
MetaLife¥22,000¥22,000¥22,000¥22,000ビジネス(同時50人)。無料枠はビデオ1日40分制限
Kumospace約¥12,000約¥24,000約¥48,000約¥72,000$16/人/月
SpatialChat約¥59,850約¥59,850約¥59,850約¥59,850Business $399/月(50人)

無料枠に収まる人数(oViceは5人、WorkAdventureは10人)を超えると、Hirobaがどの人数でも最安になります。MetaLifeは無料枠の同時25人が広い一方、ビデオと画面共有の40分制限を外すには月額¥22,000が必要で、Hirobaなら同じ金額で73人分です。「無料で始めて、人数が増えたら有料に」と考えているなら、有料になった瞬間の金額で選んでおくほうが、あとで乗り換える手間がありません。

無料枠で確認すべき3つのこと

1. 「同時接続」の人数か、「登録メンバー」の人数か

MetaLifeの「25人」とKumospaceの「5人」は意味が違います。MetaLifeは同時にログインしている人数の上限で、登録メンバーは何人いても構いません。全員が一斉に入ることが少ないチームなら、実際の人数より少ない枠で足ります。Kumospaceは登録できるメンバーが5人までで、6人目は登録自体ができません。表の人数を見るときは、自分たちの「登録人数」と「同時にいる人数」を両方あてはめてください。

2. 時間制限があるか

人数枠が広くても、時間で切られるサービスがあります。SpatialChatは1日2時間まで、MetaLifeはビデオと画面共有が1人1日40分までです。バーチャルオフィスは1日8時間開いたままにするものなので、「1日2時間」は事実上、会議用途に限られます。音声だけなら制限がないMetaLifeは、この点で無料枠が実用的です。

3. その無料枠は、来年もあるか

Gatherは長く無料プランを提供していましたが、2025年9月15日に廃止し、以後は30日トライアルのみになりました。「Gatherは無料」という数年前の記事は今も検索上位に残っていますが、現在は違います。無料枠を前提に運用を組む場合は、有料に切り替わったときの月額(上の表)を先に見ておくこと、そして万一サービス自体が終わったときの逃げ道があるかを見ておくことをおすすめします。2025〜2026年にNeWorkをはじめ複数の国内サービスが終了した経緯は別記事にまとめています。

各サービスの無料枠の詳細

MetaLife(メタライフ)

学研ホールディングス傘下の株式会社ベンドが運営。無料の「スタンダード」プランで同時25人まで入れ、音声は無制限です。ビデオと画面共有は1人1日40分まで。有料は同時50人のビジネスが月額¥22,000(年払¥19,800)、同時300人のエンタープライズが月額¥44,000。同時25人という無料枠は今もっとも広いですが、ビデオ・画面共有の40分制限を外すと月額¥22,000で、10人チームならHirobaの7倍以上です。ブラウザ専用のため、常時つけっぱなしにするとタブがCPUとメモリを使い続ける点も覚えておいてください。

oVice(オヴィス)

国内で最も知名度の高いバーチャルオフィスのひとつ。14日間のトライアル後に「Free」プランに移行し、同時5人までなら無期限で使えます。スペースはSサイズ固定で、アクセス許可やSSOといったセキュリティ機能は使えませんが、ゲスト招待・ビデオ通話・チャットなど基本機能は揃っています。有料は同時50人のEntry-Sが月額¥8,778(年払なら月換算¥7,315)。5人以下のチームなら、Freeで十分に運用できます。

WorkAdventure(ワークアドベンチャー)

フランス発のオープンソース系サービス。SaaS版は同時10人まで無料で、音声・ビデオ・チャットに時間制限はありません。録画、入退室制御(ブロック・キック)、SSO、カレンダー連携は有料のBusinessプラン(1人月8ユーロ〜)で解放されます。ライセンスはAGPL-3.0にCommons Clauseを付けたもので、自社サーバーで動かせば人数無制限。ただしアプリ本体に加えてLiveKitとcoturnの運用が必要で、日本語サポートはありません。

Kumospace(クモスペース)

米国発。無料プランは登録メンバー5人、フロア1つ。ゲストは50人まで招待できますが、週4時間までの制限付きです。有料のBusinessは1人月16ドルで、14日トライアルがあります。日本語UI・日本語サポートはありません。

SpatialChat(スペーシャルチャット)

無料は12人まで、1日2時間まで。常設のオフィスとして使うには時間が足りず、無料枠は「たまに集まる場」向けです。有料のBusinessは50人で月399ドルからと、イベント・大人数向けの価格帯です。

VoicePing(ボイスピング)

音声翻訳を主軸にした国産サービス。無料プランはバーチャルオフィス機能が1アカウント・フロア1つで、チームで使うには有料のSmall(15アカウント、年払で月¥4,125〜)が必要です。「無料で試せる」よりも「1人で機能を確認できる」枠と考えてください。

Gather(ギャザー)

2025年9月15日に恒久無料プランを廃止。現在は30日間の無料トライアル(カード不要)のみで、以後は登録メンバー1人あたり月12ドル(年払。月払は15ドル)です。20人のチームなら年払でも月約36,000円。無料で使い続けられるバーチャルオフィスを探しているなら、Gatherは候補から外れます。

Hiroba(ひろば)

私たちLudo Technologiesが開発している国産の軽量バーチャルオフィスです。誰がいるかを見て、ひと声かけて、必要なら画面共有やカメラで見せ合う。専用アプリ(Mac/Windows)で、待機中のCPUがほぼ0%になるよう設計しています。一日中開いたままでもファンが回らず、他の作業を邪魔しません。「バーチャルオフィスは重いから、みんな閉じてしまって誰もいなくなった」という経験があるチームのために作りました。

料金は1人あたり月額300円(税別)。10人で月3,000円、20人でも月6,000円で、初期費用も最低人数もありません。無料枠の「同時5人」「ビデオ40分」のような制限を数えながら使うのをやめて、缶コーヒー2本分を払う。そう考えると、無料枠と比べるまでもない金額だと思っています。

始めるのに30日は無料で、その間の人数と機能に制限はなく、カード登録もありません。合わなければ何も払わずやめられます。アプリを入れるのは言い出した1人だけで、同僚には招待URLを送るだけ。受け取った側はインストールなしでブラウザから同じフロアに入れます。「みんなにアプリを入れてもらうのが面倒で、結局試せなかった」という詰まり方をしないよう作りました。技術者がいる会社なら、公開しているソースコードを自社サーバーで動かして、人数無制限・無期限に無料で使う道もあります。

人数・目的別のおすすめ

5人以下で、ずっと無料で使いたい

oVice Free(同時5人)か Kumospace Free(登録5人)。日本語サポートを考えるとoViceが無難です。MetaLifeも当然この規模をカバーします。

6〜25人で、制限つきでもずっと無料で使いたい

MetaLife(同時25人)か WorkAdventure(同時10人)。MetaLifeは音声だけなら無制限で、ビデオ・画面共有の1日40分制限を受け入れられるかが分かれ目です。制限が気になった時点で、月額は¥22,000に跳ねます。

6人以上で、制限なしで使いたい

Hiroba(¥300/人/月、10人で月3,000円、20人で6,000円)。6人以上で制限なしに使うと、どのサービスも有料になり、その中でHirobaが最安です。次に安いのはoVice Entry-S(¥8,778/月)です。

同僚にインストールを頼まず、まず試したい

Hiroba。アプリを入れるのは自分1人で、同僚はブラウザから参加します。30日はカード登録なし、人数・機能の制限なし。丸一日つけっぱなしにして、他の作業を邪魔しない軽さを確かめてから、続けるかを決められます。

人数無制限で、永久に無料にしたい

HirobaWorkAdventureを自社サーバーで動かす方法があります。どちらも社内に運用できる技術者がいることが前提で、運用の手間はHirobaのほうが小さく(サーバーは1ファイル、データベース不要)、ライセンスの制約も緩いです。

有料プラン全体の比較(管理機能や課金単位の違いを含む)はバーチャルオフィス比較【2026年版】にまとめています。

Hirobaを無料で試す手順

チームで試すのにかかる時間は10分ほどです。同僚には何も入れてもらいません。

  1. あなたのPCにアプリを入れる。ダウンロードボタンを押して、Mac か Windows のアプリをインストールします。
  2. サインインして、組織を作る。Google、GitHub、またはメールアドレスでサインインできます。組織を作った時点で30日間の無料トライアルが自動で始まります。カード登録はありません。
  3. 招待URLを同僚に送る。受け取った同僚は、インストールせずにブラウザから同じフロアに入れます。まず2〜3人で、時間を決めて一緒に入ってみてください。

30日間、人数も機能も制限なしで試せます。カード登録はなく、合わなければ何も払わずやめられます。そのあとは1人あたり月300円です。

Hirobaを無料ダウンロード

よくある質問

完全に無料で使い続けられるバーチャルオフィスはありますか?

制限つきならあります。MetaLife(同時25人、ビデオ1日40分)、oVice Free(同時5人)、WorkAdventure(同時10人)、Kumospace(登録5人)に無期限の無料枠があります。制限なしにするとどれも有料になり、10人なら Hiroba の月3,000円が最安です。人数無制限で無料にするなら、HirobaかWorkAdventureを自社サーバーで動かす方法があります。

Gatherは無料で使えますか?

現在は使えません。2025年9月15日に恒久無料プランが廃止され、30日間のトライアル後は登録メンバー1人あたり月12ドル(年払)です。「無料」と書かれた古い記事が今も多く残っているので注意してください。

Hirobaに無料プランはありますか?

ホスト版に無期限の無料プランはありません。30日間のトライアル(カード不要・人数と機能の制限なし)のあと、1人月額300円(税別)です。無期限に無料で使いたい場合は、Apache-2.0で公開しているソースコードを自社サーバーで動かしてください。

無料トライアルの途中で有料に切り替わって課金されることはありますか?

Hirobaはカード登録なしでトライアルが始まるため、こちらから登録しない限り課金は発生しません。トライアル終了後も、支払い情報を登録するまで料金はかかりません。他社もこの記事の表で「不要」となっているサービスは同様の仕組みですが、条件は変わることがあるので申し込み時に確認してください。

無料枠で運用を始めて、あとから乗り換えるのは大変ですか?

バーチャルオフィスは会議ツールと違って蓄積データが少ないので、乗り換え自体は軽いです。大変なのは「全員にもう一度アプリを入れてもらう」「もう一度使う習慣を作る」という人の側のコストです。試す段階から、同僚に負担をかけずに入れるサービスを選ぶと、乗り換えも楽になります。

まずは1チームから、静かなオフィスを。

Hirobaは30日間無料、カード登録なしで試せます。同僚はブラウザから参加できます。